NHK総合テレビ「たっぷり静岡」

NHK静岡の平日夕方の情報番組「たっぷり静岡」で、御殿場の話題がたくさん放送されました。

ひとつは、12月5日（火）に御殿場市役所東館4階みくりやキッチンで開催された「パール富士観望会」です。

真珠のように輝く満月が、夜明け前の光に包まれた富士山頂に沈む「パール富士」は、条件が揃ったときだけに見られる現象です。

早朝に集合した50人の参加者の皆さんが4階デッキから見守るなか、美しく紅に染まる富士山に月が近づいていきました。

富士山頂剣ケ峰に月がかかり、だんだんと山頂に重なっていく様を目の当たりにした参加者の皆さんからは、一様に感嘆の声があがりました。

※パール富士観望会は、民放各局や、新聞など各メディアでも紹介されたようです。

同番組内の観光スポットや郷土料理を紹介する「しずまっぷ」のコーナーでは「切る」をテーマに御殿場市と、となりの小山町の話題が紹介されました。

御殿場市では、神場じんば山やま神社と、そば打ち体験ができる「たくみの郷さと」、それに関連して新橋にいはし浅間せんげん神社の湧水が登場しました。

神場山神社 ──地元では「神場の山の神さん」と呼びます── は、霊験あらたかな厄切り神社として知られています。

神場山神社には、大きな「はさみ」がたくさん奉納されています。

病いや災いなどを「断ち切りたい」人は、神社のはさみを借りて持ち帰ります。

ご利益があって困りごとが解決したら、借りたものよりひとまわり大きなはさみをお礼として奉納する習わしです。

そのため神場山神社には、これまでに奉納された大きなはさみがたくさん並んでいます。

※現在は主に、神社で事前に用意したはさみや、はさみをかたどったお守りを有料で頒布していただくようになっています。

たくみの郷では、リポーターの大下佳菜さんが、手打ちしたそばを包丁で切るようすなどが放送されました。

地元でも若い人などはあまり知らない「へぇ～！」と感心するトピックも紹介され、御殿場ならではの魅力に触れることができる内容でした。